PR

 シャープは5月15日,携帯情報端末(PDA)の新製品「ザウルスM1-L1」を発表した(写真)。5月21日から販売を始める。価格はオープンだが,店頭での実売価格は4万3000円程度になる見通し。

 新発売のM1-L1は,同社が昨年12月に発売を始めた「M1-E1」のビジネス向けモデル。パソコンとの連携機能を強化したほか,操作ボタンの大型化や本体のボタン部分の真ん中に配置した「センター決定ボタン」の採用などで操作性を高めた。一方で,本体機能はニーズの高いメールやスケジュールなどに絞り込み,M1-E1が備えている動画や音楽の再生機能などは省いた。処理性能はM1-E1と同じ。

 M1-L1が採用した液晶ディスプレイは,6万5536色の反射型TFT液晶。消費電力の軽減を狙ってM1-E1で採用したフロント・ライトは装備していない。ただし,画面のコントラストを高めることで視認性を向上させた。

 本体にはコンパクト・フラッシュ(CF)カード・スロットを内蔵。NTTドコモのCFカード型PHS「P-in Comp@ct」を挿入してリモート・アクセスしたり,米ザーコムのLANカードを接続してオフィスのLANに接続できる。このほかにSDカード・スロットも備える。

 パソコンとの連携機能では,米パームのPDA「Palm」シリーズなどと同様に,パソコン接続用の置き台「クレードル」を採用してパソコンとの接続を容易にした。クレードルをUSBやRS-232Cケーブルでパソコンと接続しておけば,クレードルにM1-L1を立てかけるだけでパソコンと接続できる。ただし,クレードルおよび接続キットは別売。価格はクレードルが4000円,連携キットはUSB接続の場合9000円。

 ビジネス利用を想定して,グループウエアとの連携機能も高めた。米ロータス・ディベロップメントの「ノーツ/ドミノ」に加え,今回新たにサイボウズの「Office 4」との連携も可能にした。このほかのグループウエア製品との連携も準備中であるという。

(川崎 慎介=日経コミュニケーション)

◎IT Pro注:関連記事
解説●営業支援システムにPDAを利用する
シャープがザウルスにJava搭載。開発者向けに4月から有償で提供
【TechWeb特約】シャープがLinuxベースの「ザウルス」を米国市場に投入へ
パームがシステム・インテグレータ11社と業務利用を推進
セブン-イレブン,ビジネス・ユーザーもターゲットにマルチメディア端末を導入
世界の携帯情報端末市場,2004年に6340万台/260億ドル規模に成長---。IDCの調査