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 NTTドコモは5月18日,第3世代携帯電話(IMT-2000)サービス「FOMA」の試験サービスのモニター募集結果を公表した。同社は5月30日に始めるFOMA試験サービスに向け,5月10日から16日までの1週間,Webページを中心にモニター・ユーザーを募集していた。

 モニターの応募総数は約14万7000台。うち個人が約10万4000台,法人が約4万3000台(約6000社)だった。4000台程度のFOMA試験端末に,37倍弱の応募があった計算になる。NTTドコモは4000台の端末を,法人・個人それぞれにほぼ2000台ずつ配布する考え。個人ユーザーの場合,競争率は約52倍となった。

 NTTドコモは3種類の端末別にモニターを公募した。そのうちテレビ電話機能を備えた「ビジュアルタイプ」への応募が60%と最も高かった。次いで音声通話とiモードなどの利用を中心とした「スタンダードタイプ」が30%,PCカード型の「データタイプ」が10%だった。また,個人の応募について男女比を見ると,男性が78%で女性が22%。年齢層別では,30代が最も多く42%を占めた。次いで20代が35%,40代以上が20%,10代が3%となった。若手から中堅ビジネスマンの世代に当たる20代・30代が全体の8割を占める。

 NTTドコモは今後,個人モニターについては年齢や性別などを考慮した上で,第三者の立ち会いの下に抽選を実施する。法人モニターについては,業種や業態,募集時のシステム企画内容などを考慮して選考する。当選したユーザーには試験サービス開始前日の5月29日までにその旨を連絡するという。

 FOMA試験サービスの実施期間は,5月30日から9月30日までの4カ月間。モニターに配布する約4000台の端末に向け,東京23区,横浜市,川崎市のエリアでサービスを提供する。NTTドコモはモニターを対象に利用実態やサービス改善に向けたアンケートなどを実施し,今後のサービスの品質改善につなげるとしている。

(川崎 慎介=日経コミュニケーション)

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