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 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は5月31日,複数のWebアプリケーションへのユーザー認証手続きを統合できるシングル・サインオン製品の新版「IceWall SSO 5.0i」を発表した。6月1日に販売を開始,30日から出荷する。

 IceWall SSO 5.0iは,同社のOS「HP-UX11.0」上で動作するソフトウエア製品。特徴は,NTTドコモのブラウザフォン・サービス「iモード」に対応した携帯電話機から利用できるようにしたこと。iモード対応電話機からのアクセスでも,1度のログインで複数のWebサーバーのアプリケーションを利用できる。また,送信元のIPアドレスを基にしたアクセス制御も可能になった。そのため,同一ユーザーであっても,社内のパソコン経由のアクセスと,iモード経由とのアクセスで,利用できるアプリケーションを変更できる。

 IceWall SSO 5.0iは,ファイアウォールとWebサーバーの間に設置するプロキシとして機能するため,既存のWebサーバーに変更を加える必要がない。ユーザーからのWebアクセスを最初に受け付け,ユーザー情報を格納したデータベースを基に,認証処理を実行する。同時に,アクセス制御情報を基に,ユーザーの個々のアプリケーションへのアクセスをコントロールする。

 ユーザーの認証方法は,(1)ID/パスワード,(2)電子証明書を使ったクライアント認証,(3)ICカードを使った認証──を標準でサポート。別途API(application programming interface)をIceWall SSO 5.0iに追加することで,ワンタイム・パスワードや指紋認証などの認証システムも利用できる。ただし,iモード対応電話機から利用できるのは,ID/パスワード認証のみ。

 価格は,1サーバー当たり200万円で,アカウント料金が1000ユーザーごとに200万円必要となる。
(蛯谷 敏=日経コミュニケーション)