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 エクストリームネットワークスは6月7日,幕張メッセで開催中の「NetWorld+Interop 2001 Tokyo」に合わせて,同社のレイヤー3スイッチ「Alpine3800」シリーズを向けに2種類のインターフェース・モジュールを発表した。一つは,北米の1.5Mビット/秒の専用線サービス「T1」用。もう一つは,高速のxDSL(digital subscriber line)技術「VDSL」(very high bit rate DSL)対応のものだ。

 Alpine3800は,2000年5月に発売したシャーシ型レイヤー3スイッチ。用途に応じて各種インターフェース・モジュールを実装できる。同社はこれまでに,(1)32ポートの10BASE-T/100BASE-TX対応モジュール,(2)24ポートの100BASE-FX用,(3)4ポートの100BASE-TX/1000BASE-T用,(4)4ポートの1000BASE-X用,(5)4ポートの1000BASE-SX用──の5種類のインタフェース・モジュールを販売中。今回は,新たに二つのモジュールを追加した格好だ。

 VDSL用の「FM-8Vi」は8ポートを搭載したモジュール。各ポートが10Mビット/秒の全2重イーサネットとして動作。イーサネット・パケットを電話線上に送り出し,加入者宅側に置くVDSLモデムまで転送する。カテゴリ3のケーブルで1km,カテゴリ5のケーブルでは1.5kmまでの距離に対応した。価格は84万円。

 T1用の「WM-4T1i」はT1を4ポートと10BASE-T/100BASE-TXの自動認識ポートを二つ搭載した。このモジュールを使えば,Alpine3800シリーズから直接WANへ接続し,イーサネット・パケットで通信することができる。MLPPP(multi link point-to-point protocol)に対応しているため,T1チャネルを複数束ねて最大6Mビット/秒のWANアクセス回線として利用できる。価格は108万円。

 同時に,Alpine3800のVDSLモジュールと対向で使うVDSLモデム「Mogul 100」も発表した。10BASE-TとVDSLのポートを一つずつ搭載し,10Mビット/秒のインターネット・アクセス用途に利用できる。価格は9万8000円。

 エクストリームは今後も,Alpine3800シリーズの用のインタフェース・モジュールを続々と発売する。155Mビット/秒のPOS(packet over SONET)モジュール「POS for STM-1」を6月中に,622Mビット/秒のPOS対応の「POS for STM-4」を7月,2.5Gビット/秒のPOS対応の「POS for STM-16」を2002年に出荷する計画。IPv6のルーティング・モジュールも年内に発売する見込みである。
(閑歳 孝子=日経コミュニケーション)