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 ソニーは,動画コンテンツの配信サービス「動画ホスティング・サービス」を7月1日に開始する。東京・大手町にあるソニーのデータ・センターに配信サーバーを設置。複数のインターネット接続事業者とIX(internet exchange:インターネット相互接続点)経由で接続し,20k~500kビット/秒の動画コンテンツをエンドユーザーに配信する。

 動画ホスティング・サービスの特徴は,再生用ソフトに同社が開発したJavaアプレット「MotionViewer」を使うメニューを用意すること。動画をWebブラウザに送るだけでなく,動画を埋め込んだHTMLメールをメール・クライアント上で再生するといった使い方も可能になる。

 ユーザーはMotionViewerを再生のたびにダウンロードする。ファイル・サイズは20k~30kバイト。ブロードバンド・アクセス回線を使うユーザーであれば,数秒以内でダウンロード可能なサイズだ。利用ごとにダウンロードすることで,(1)ユーザーが再生ソフトを意識的にバージョンアップする必要がない,(2)コンテンツ提供者ごとに再生画面をカスタマイズでき,プロモーション用のコンテンツやバナー広告など,用途に応じて使い分けが可能――というメリットがある。既に日本航空,エキサイトなど20社が採用を決めているという。

 動画ホスティング・サービスでは,MotionViewer対応の動画以外に,Windows MediaPlayer,RealPlayer用の動画も配信できる。料金は,ほかのユーザーと共有のサーバーを使用する場合の初期費用が10万円。さらに,配信する容量に応じて月額料金を徴収する。100Mバイトのコンテンツを配信する場合で,月額15万円である。
(阿蘇 和人=日経コミュニケーション)