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 クロスウェイブ コミュニケーションズ(CWC)は7月1日,同社の企業向け広域イーサネット・サービス「広域LANサービス」に新たに512kビット/秒の速度品目を追加した。

 新たに追加した512kビット/秒品目の特徴は,足回りの専用線に高速ディジタル専用線の512kビット/秒品目ではなく,DA1500(ディジタルアクセス1500)を想定していること。伝送速度は1.5Mビット/秒になるが,クロスウェイブのアクセスポイント側の装置で帯域を512kビット/秒に絞り込む。512kビット/秒の高速ディジタルはDA1500より料金が高く,高速ディジタルの512kビット/秒品目を足回りに想定したサービスは提供しにくいという背景があった。

 広域LANサービスは,同社が99年10月に始めた企業ユーザー向けのLAN間接続サービス。料金体系が距離に依存せず,全国に散らばる拠点のLANを,同じビルの中にあるかのように接続できる。ただし,速度品目はこれまで,1.5Mビット/秒~45Mビット/秒の高速帯域と128kビット/秒の低速帯域に限られていた。このため,128kビット/秒と1.5Mビット/秒の間の料金のギャップが大きく,「128kビット/秒から1.5Mビット/秒への乗り換えが加速しなかった」(クロスウェイブ)と言う。

 料金は,クロスウェイブのアクセス・ポイントまでの接続拠点(ポート)数が1~4までの場合,1ポート当たり6万6000円である。128kビット/秒品目が2万2000円,1.5Mビット/秒品目が16万円であることを考えると,ビット単価自体は特別に安いわけではない。
(米田 正明=日経コミュニケーション)