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 国内のインターネット接続事業者(プロバイダ)最大手のニフティは7月10日,携帯電話機とパソコンを連携させたインスタント・メッセージ・サービスを8月1日に始めると発表した。サービス名は,「@niftyメッセンジャー ケータイデリ」。携帯電話機とパソコン間や,携帯電話機同士でインスタント・メッセージのやり取りができるサービスは,国内大手プロバイダではこれが初めてである。

 本サービスに先立ち,ニフティはNTTドコモの「iモード」対応携帯電話機向けに無償の試験サービスを7月10日17時にスタート。8月1日からは,au/ツーカーの「EZweb」やJ-フォンの「J-スカイ」も対象とする。月額利用料は100円。ただし,ケータイデリを利用するには,@niftyおよびCombo会員向けに無償提供中のパソコン向けインスタント・メッセージ・サービス「デリポップ」のユーザーになる必要がある。Comboは,ニフティが@nifty会員以外に提供するコンテンツ・サービスのこと。

 一般的なインスタント・メッセージ・サービスは,インターネットを介して,専用ソフトを搭載したパソコンに直接メッセージを表示させるものを指す。専用ソフトは,ニフティやNEC,ドコモAOL,ヤフー,マイクロソフトなどが提供中。インスタント・メッセージ・サービスでは,相手先がメッセージを受信できる“ステータス(状態)”にあるかどうかを表示する機能を実現するために,プロバイダがステータス情報をサーバーで管理している。

 ケータイデリの場合は,携帯電話機に専用ソフトは不要。メッセージの送受信にはブラウザフォンのメール機能を使い,相手先のステータスの表示や自分のステータスの入力には専用Webサイトを利用する。携帯電話機から入力できるステータスには,「ログインしています(メッセージを受信できる状態です)」,「移動中」,「いま暇です」,「寝てます」,「電池が少ない」,「自宅にいます」,「誕生日です」--などがある。

 ケータイデリは,パソコン向けのデリポップのオプションとして提供され,ユーザーがパソコンと携帯電話機のどちらを使用中であるかのステータスを自動的に切り替える機能もある。

 大半のパソコン向けインスタント・メッセージ・サービスは,異なるサービス間での互換性がない。ケータイデリも,デリポップ以外のサービスとのメッセージ交換はできない。