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 インターネット接続サービス「So-net」を提供するソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)は7月25日,格安のADSL(asymmetric digital subscriber line)サービスを発表した。最大通信速度が1.5Mビット/秒の「So-net ADSLコース 1.5M」と8Mビット/秒の「So-net ADSLコース 8M」の二つを開始する。ADSLコース 1.5Mは月額3167円で8月15日から, ADSLコース 8Mは月額3967円で9月中旬から提供する。

 So-net ADSLコースは,xDSL事業者のアッカ・ネットワークスが提供するADSL回線を利用する。So-netでは,xDSL事業者であるイー・アクセスのADSL回線を使うメニューや,NTT東西地域会社の「フレッツ・ADSL」対応メニューも提供中。最大1.5Mビット/秒で月額料金は5800円だが,「現時点でこのメニューを値下げする予定はない」(SCN広報セクション)。

 ADSLコース 1.5Mの最大速度は,下り(NTT局からユーザー宅方向)が1.5Mビット/秒,上りが512kビット/秒。月額料金は,ADSL回線とインターネット接続料金を合わせて2980円。このほか,NTT地域会社の回線使用料として電話と共用する場合で月額187円が別にかかる。ADSLモデムとスプリッタは購入する必要があり,価格はUSBタイプで1万4800円,ルーター・タイプで1万9800円である。

 一方のADSLコース 8Mの最大通信速度は,下りが8Mビット/秒,上りが1Mビット/秒。ITU-T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)が規定した「G.992.1」(G.dmt)の日本仕様であるAnnex Cに対応するADSL装置を採用する。月額料金は,ADSL回線とインターネット接続料金を合わせて3280円。このほか1.5Mメニューと同様,NTT地域会社の回線使用料の月額187円が必要。ただし,ADSLモデムとスプリッタはレンタル品しかなく,月額500円かかる。

 SCNとアッカが大幅な値下げに踏み切った背景には,ソフトバンク・グループが8月1日から本サービスを開始する「Yahoo! BB」がある。最大8Mビット/秒で月額2467円という高速・低料金のYahoo! BBに対抗し,SCN以外にも,朝日ネット,TOKAI,KDDIなどが月額料金や初期費用の値下げに踏み切っている。