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 ネットワーク分野の総合展示会「Networld+Interop 2001 Atlanta」(N+I 2001)が9月11日(現地時間),米国ジョージア州アトランタで幕を開ける。今回の目玉の一つは無線通信。日本とはおよそ1年遅れで,米国でも「モバイル」が大きな関心となってきたようだ。

 今回のN+I 2001では,新たなカンファレンスとして「eMobility Conference」を設置し,従来までのカンファレンス「Interop Conference」とは独立した格好で無線通信技術を紹介する。これまでは,Interop Conferenceの中の数あるテーマの一つというのが無線通信の位置付けだった。さらに,展示会の会場内でも「Interop Wireless Technologies Zone」を新設した。無線LAN技術の相互接続性を認定する業界団体のWECA(Wireless Ethernet Compatibility Alliance)をはじめ,米シンボル・テクノロジーズなどの無線通信関連の企業がブースを固める。

 eMobility Conferenceの話題は,技術とアプリケーションの二つの分野に分かれる。技術分野では,IEEE802.11a/bなどの無線LAN技術からBluetooth,第2.5や第3世代の携帯電話の技術まで幅広く取り上げる。アプリケーション分野では,セキュリティや携帯端末向けのコンテンツ配信技術,ホットスポットの無線通信サービスなどのほか,「携帯電話とPDA(個人情報端末)のどちらが個人のコミュニケーション・ツールにふさわしいのか」といった興味深い話題もある。

 一方,TCP/IPやイーサネット技術関連では,メトロ向けのイーサネット技術に高い関心が集まっているようだ。通常のカンファレンスであるInterop Conferenceでも,同技術に関連したテーマで「MetroNets」を開催。この中で,セキュリティやアクセス回線技術などを取り上げる。このほか,企業ネットワーク向け技術をテーマにした「Enterprise Infrastructure」では,ギガビット・イーサネットや無線LAN技術,光通信技術などを活用したネットワーク構築技術などが紹介されそうだ。

(加藤 慶信=日経コミュニケーション)