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 米F5ネットワークスは,サーバー負荷分散装置の新製品「BIG-IP 5000」を新たに投入する。9月中に米国と日本向けに出荷を開始する予定。価格は759万円。

 BIG-IP 5000の特徴は,レイヤー4スイッチをベースにした製品であること。すべてのパケットをソフトウエアで処理していた従来の製品に比べ,「処理速度を高速化し,ポート数を増やすことができた」(ダン・マット・プロダクトマネージメントシニアディレクター)。

 もう一つの特徴は,SSL(secure sockets layer)アクセラレーション機能を内蔵したこと。専用チップによりSSLの暗号化/復号化処理をWebサーバーに代わって実行する。1秒間で処理できるSSLセッション数は標準で100だが,アップグレードにより最大800まで増やせる。

 省スペース型の1Uサイズのきょう体で,10M/100M自動認識ポートを24個,ギガビット・イーサネット・ポートを4個持つ。CPUには1GHzの米インテルのペンティアムIIIをデュアルで搭載。ラウンドロビンや最小接続数など,8種類のアクセス振り分けアルゴリズムを備える。別途ソフトを追加することで,物理的に離れたサーバー間で処理を分散する広域負荷分散にも対応できる。

 BIG-IP 5000は,多数のユーザーからの同時アクセスを複数のサーバーへ効率的に分配する負荷分散装置。大規模なWebサイトなどで,トラフィック集中によるサーバーの処理能力低下やダウンを防ぐために使用する。