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 ノーテルネットワークスは10月22日,コンテンツ・デリバリ・ネットワーク(CDN)向けの新製品を発売した。レイヤー7スイッチの「Passport 8600 Layer2-7 Switching Platform」と,ファイアウォール・システム「Alteon Switched Firewall System」である。両製品ともデータ・センター事業者や通信事業者を主なターゲットとする。

 Passport 8600 Layer2-7 Switching Platformは,レイヤー4からレイヤー7までのスイッチング機能を持つモジュール製品「Alteon Web Switching Module」(Alteon WSM)を,既存のレイヤー3スイッチ「Passport 8600」に挿入したもの。Alteon WSMは,4個の10M/100M/1Gビット/秒自動認識ポートを持ち,1台のPassport 8600に最大8モジュールまで搭載可能。HTTP(hypertext transfer protocol)通信を最大400万セッションまで同時処理でき,データ・センター事業者などが顧客のWebサーバーの負荷分散処理に利用することを想定している。

 Passport 8600 Layer2-7 Switching Platformの価格は,Alteon WSMを2枚挿入した標準構成で2023万4000円。すでにPassport 8600を所有しているユーザーがAlteon WSMだけを購入することも可能で,Alteon WSM単体の価格は689万9000円である。

 一方のAlteon Switched Firewall Systemは,最大スループットが3.2Gビット/秒と高速な負荷分散機能を備えたファイアウォール製品。ソフトは,イスラエルのチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの「FireWall-1」を搭載する。「ギガビット・イーサネット以上のWAN回線にも適用可能な業界初のファイアウォール・ソリューション」(米ノーテル・ネットワークスのセリーナ・ロー・マーケティング/製品担当副社長)という。

 同システムは,高速のスイッチング処理を行う「Switched Firewall Accelerator」と各セッションを監視する「Switched Firewall Director」の二つの製品を組み合わせたもの。それぞれを2台ずつ使ったメッシュ状の冗長構成が製品の標準構成となる。販売開始は11月1日。価格は未定だが,「標準構成で2000万円強になる」(ノーテルネットワークスの伊吹仁志アルテオン営業部・営業/事業開発部長)。