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 シスコシステムズと神戸製鋼所(神鋼)は11月9日,FWA(固定無線アクセス)製品に関する事業提携に合意したと発表した。提携内容は,FWAシステムの共同開発およびセミナーや展示会・広告などの販売活動の協力である。

 シスコのケーブル・モデム製品「uBRファミリー」と神鋼の持つ無線アンテナ技術を組み合わて製品を開発する。神鋼の無線技術は,同社がこれまで鋼板を作成する過程で培ってきたもの。溶鉱炉に溶けた液体金属の液面の高さを測定するために,準ミリ波(24GHz)帯の高感度アンテナを開発し,使用してきた。

 共同開発の第1号機となるFWAシステムは完成済み。すでにテストを終え,現在,長距離通信事業者やCATV事業者に売り込んでいる段階である。P-MP(point-to-multipoint)接続方式で,伝送速度は下り27Mビット/秒,上り9Mビット/秒。準ミリ波の26GHz帯を使用する。

 両社は,集合住宅のインターネット接続用途などを見込み,2005年度に300億円程度の売り上げを目指す。