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 ADSL(asymmetric digital subscriber line)事業者のイー・アクセスは12月3日,同社が提供している最大8Mビット/秒ADSLサービスの下り(NTT局からユーザー宅方向)回線速度の測定結果を発表した。NTT局との距離が2km以下のユーザーは,78%が6Mビット/秒以上の高速度で接続できた。一方,2km超の場合は,6Mビット/秒以上が2.8%,3Mビット/秒以上でも34.7%にとどまった。

 1.5Mビット/秒以上で接続できた割合は,回線距離が2km以下の場合で99.7%,2km超の場合は69.4%である。ただし3.5kmを超えると,1.5Mと8Mビット/秒サービスで回線速度にほとんど違いがない。NTT局から3.5kmより遠いユーザーは,料金が安い1.5Mビット/秒サービスを使う方がメリットがありそうだ。

 今回発表したのは,イー・アクセスが10月末に開始した最大8Mビット/秒ADSLサービスに加入したユーザーの回線速度。関東地区約300カ所のNTT局内にある数千回線を対象に,回線速度を測定した。イー・アクセスは,最大8Mビット/秒のADSL規格「G.992.1」(旧称G.dmt)のAnnex Cと呼ぶ日本向け仕様に対応したADSL機器を導入。この仕様はISDN回線からのノイズの影響を緩和できるもので,アッカ・ネットワークスやNTT東西地域会社も採用している。
(中川 ヒロミ=日経コミュニケーション)