プロセレクト・タイプ3は,利用企業が事前に一定額の年間通話料を約束する代わりに通話料を割り引くサービス。対象となるのは,割引適用後の市内通話料が年間2500万円以上かつ,市内通話料を含む県内通話料の合計が同3000万円以上のユーザー。同一名義の回線グループの市内通話料金を3分当たり6.5円に,また市外通話料金を最遠距離の場合で同28円に割り引く。
NTT東日本は11月16日から同種の割引メニュー「プロスペクト」と「プロセレクト・タイプ2」を提供中。タイプ3は他の割引メニューよりも市内通話料の割引率を高く,市外通話料の割引率を低く設定してある。
ユーザーの通話料金が最低利用契約額に満たなかった場合は,差額を支払わなければならない。例えば市内通話料が年間2500万円に満たなければその差額が請求される。さらに,市内通話の差額を支払っても県内通話料の合計が年間3000万円に達しない場合は,その差額も支払う必要がある。
(島津 忠承=日経コミュニケーション)