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 東京放送(TBS),フジテレビジョン,全国朝日放送(テレビ朝日)のテレビ・キー局3社は1月18日,ブロードバンド・ネットワークへのコンテンツ配信サービスを目的とする企画会社「トレソーラ」を1月中に共同で設立すると発表した。ほかに,NTTグループ各社やソニー・放送メディア,NEC,日立製作所,松下電器産業など計17社が出資している。

 トレソーラは,ブロードバンド環境に対応したディジタル・コンテンツの有料配信サービスの検討を目的とする会社。テレビ局が得意とする高品質な動画コンテンツを中心に,配信サービスの内容と事業性の検討,配信の実証実験などを進める。サービスの事業性が確認できれば,2002年夏以降に事業会社に移行し,本サービスを始める予定だ。

 テレビ局3社のトレソーラへの出資比率は,それぞれ18.5%。また,NTT東西地域会社やNTTコミュニケーションズ,NTTデータなどNTTグループの出資合計は17%で,テレビ局3社に続く影響力を確保した。NTTグループは2000年12月以降,日本テレビ放送網,テレビ東京,エフエム東京,スカイパーフェクト・コミュニケーションズなど,テレビ局やラジオ局,顧客管理代行事業者と相次いで提携している。今後,コンテンツの配信ネットワークの偏りが問題になる可能性が出てきそうだ。

(野沢 哲生=日経コミュニケーション)