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 NTT東西地域会社が2月にも,電話線の情報をWebで無料公開することが明らかになった。ADSL(asymmetric digital subscriber line)サービスの伝送速度を左右する情報をエンドユーザーに公開し,ADSLサービスへの加入前に伝送速度を想定しやすくするのが目的だ。


 東西NTTはこれまでも,ADSL(asymmetric digital subscriber line)事業者に対してこうした電話線の情報を1回ごとに有料で開示してきた。今後は,事業者とエンドユーザーに無料で公開する。東西NTTのホームページにアクセスして電話番号を入力すると,電話線の情報を見ることができる。


 公開するのは,ユーザー宅から最寄りのNTT局を結ぶ電話線の長さ,電話線の直径,160kHz信号の損失量,ケーブル内のISDN回線の有無などになる見通し。ADSL技術は,電話線が長く細いほど速度が低下する。さらに,ケーブル内の近くの場所にISDN回線があると,ノイズを受けて速度が低下する。こうしたADSL速度に直結する情報を公開することで,加入前にADSLサービスで高速伝送できるかどうかを判断しやすくする。


 東西NTTはADSL速度を予測しやすくするため,電話線情報の公開と同時に,フレッツ・ADSLのADSL伝送速度の実測値と電話線の損失量などの関係も公表する計画である。


(中川 ヒロミ=日経コミュニケーション)