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 米F5ネットワークスは,中小規模ネットワーク向けに価格を抑えたサーバー負荷分散装置「BIG-IP 2000」を新たに投入する。2月1日,米国と日本で同時に出荷を開始する。価格は629万円。

 BIG-IP 2000は,レイヤー4スイッチをベースにした負荷分散装置。2001年9月に出荷した「BIG-IP 5000」よりも処理能力や価格などを抑えた“兄弟製品”になる。「従来のBIG-IP 5000では,オーバースペックで性能を持て余してしまうユーザーも多かった」(プロダクトマネージメントシニアディレクターのダン・マット氏)。

 新製品は,省スペース型の1U(4.45cm)サイズのきょう体で,10BASE-T/100BASE-TX自動認識ポートを16個,ギガビット・イーサネット・ポートを2個持つ。CPUには1GHzの米インテルのペンティアムIIIを1個搭載する。サーバーの振り分け方法には,ラウンドロビンや最小接続数など,8種類のアルゴリズムを備える。

 専用チップによりSSL(secure sockets layer)の暗号化/復号化処理をWebサーバーに代わって実行するSSLアクセラレーション機能を内蔵する。1秒間で処理できるSSLセッション数は標準で100だが,アップグレードにより最大800まで増やせる。

 なお,従来のBIG-IP 5000は,10M/100M自動認識ポートを24個,ギガビット・イーサネット・ポートを4個持つ製品。CPUは,1GHzのペンティアムIIIをデュアルで搭載する。価格は759万円。

 F5のBIG-IPシリーズは,多数のユーザーからの同時アクセスを複数のサーバーへ効率的に分配するサーバー負荷分散装置。大規模なWebサイトなどで,トラフィック集中によるサーバーの処理能力低下やダウンを防ぐために使用する。