PR

 日本テレコムは2月1日,個人向けADSL(asymmetric digiatal subscriber line)サービス「J-DSLパーソナル」の回線使用料金を,2月分から値下げすると発表した。回線を電話と共用するメニューを月額173円,共用しないメニューを同1933円にする。値下げ幅は,それぞれ月14円と129円。

 回線使用料金は,日本テレコムなどのインターネット接続事業者(プロバイダ)がNTT東西地域会社から借用している銅線ケーブルの使用料のこと。東西NTTとプロバイダ各社の間で精算する接続料金を,プロバイダがそのままユーザーに請求している。事業者間の接続料金は,東西NTTが2001年11月に2001年度分の値下げを申請し,総務省が認可する方向で2002年1月31日に答申した。これに応じて,日本テレコムが回線使用料の値下げを発表した格好である。

 東西NTTの値下げ申請は2001年度のもの。プロバイダ各社とは2001年4月1日にさかのぼって料金を精算し直す。ただし,日本テレコムは2002年2月からの料金を値下げするにとどめ,それ以前の料金はユーザーに返還しない方針である。

 他のプロバイダは,「日本テレコムとほぼ同じ条件を予定しているが確定していない」(KDDI),「総務省は答申を出したがまだ認可したわけではない。このため,方針は認可後に発表する」(NTTコミュニケーションズ)などとしている。

(島津 忠承=日経コミュニケーション)