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 KDDIは3月21日から,NTT加入電話から同社の携帯電話「au」着の通話料金を値下げする。2月21日に発表した。前回値下げは98年12月。3年ぶりの値下げになる。

 固定電話発携帯電話着の電話料金は,着信側の携帯電話事業者が決定する。このため携帯発に比べ固定発の料金は値下げが進まず,KDDIを含む一部の事業者では携帯発より割高になっていた。KDDIは,「今後2~3年程度で,固定発携帯着の電話料金を携帯発固定着の料金と同一水準にするよう,努めていく」としており,今回の値下げはその第一弾。

 値下げの対象は,平日の昼間(8時~19時)の通話。10~12秒ごとに10円だった料金が,同一または隣接県への通話が15秒ごとに10円,それ以外が12秒ごとに10円になる。

 ただ,値下げ後も携帯発固定着の電話料金より割高。関東甲信東海のcdmaOneの標準的な料金プランが相手の地域を問わず20秒10円なのに対して,33~67%程度高い。またNTTドコモの固定発携帯着の料金(19.5~23秒ごとに10円)に対しても割高。料金格差が解消されるには時間がかかりそうだ。

(阿蘇 和人=日経コミュニケーション)