PR

 アライドテレシスは2002年5月,VDSL(very high bit rate digital subscriber line)製品を発売する。3月1日までパシフィコ横浜で開催中の「IP.net 2002」で参考出品,注目を集めている。


 VDSLはADSLと同様に,電話ケーブル上で音声と高速データを重畳する技術。最大10Mビット/秒超の高速伝送が可能だが,伝送可能距離は数100m~1.5km程度と短い。このため,対象となるのはLAN配線が整備されていない既存のマンションやホテルが中心になる。アライドテレシスは,「2002年には,マンションやホテルも高速・常時インターネット接続環境を整備する機運が高まる」と分析。製品を投入することにした。


 発売するのは,インターネット接続回線側に設置する「VS812TX」と,ホテルの客室やマンションの住戸側に設置する「VS503EX」。VS812TXはVDSLモデム内蔵のLANスイッチで,最高15Mビット/秒のVDSLを8回線収容する。複数台をつなげて1台として使うことで,数100回線収容まで拡張できる。VS503EXは,VS812TXと対向で使う1ポートのVDSLモデムである。


 予定価格は,VS812TXが24万円,VS503EXが2万8000円。


(阿蘇 和人=日経コミュニケーション)