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 大手インターネット接続事業者のインターネットイニシアティブ(IIJ)は5日,インターネットVPN(仮想閉域網)を利用してユーザーが海外拠点と接続できる環境を構築する「IIJグローバルVPNサービス」を,4月1日から正式に提供すると発表した。これまでは同サービスを試験サービスとして提供してきた。

 試験サービスと正式なサービスの違いは,(1)米国だけだったサービス対象拠点を世界50カ国まで拡大,(2)従来のサービス・メニューに小規模拠点向けの品目を2種類追加,(3)料金の変更の3点。基本的なサービス内容に変更はない。

 IIJグローバルVPNサービスは,拠点間のVPN(仮想閉域網)接続環境の構築から運用管理までを一元的に提供するもの。具体的には,(1)VPN環境構築の事前コンサルティング,(2)初期設定作業,(3)設定変更作業,(4)VPN機器の24時間自動監視,(5)サポート業務,(6)コールド・スタンバイ機器(米国内ではオプション料金が必要)――などをまとめて提供する。拠点ごとに設置するVPN専用装置には,加ノーテル・ネットワークスの「Contivity VPN Swicthファミリー」を使う。

 料金は,VPNセッション数の上限が5000の大規模主要拠点向けの品目「Contivity 4600」の場合,初期費用が58万円,月額料金が38万6000円など。

(宗像 誠之=日経コミュニケーション)