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 NTTドコモは3月13日,同社の第三世代携帯電話「FOMA」を多地点でテレビ会議的な使い方をするための制御装置を開発したと発表した。最大4人までの同時接続が可能で,5月から企業ユーザーを対象に実証実験を始める。

 NTTドコモが開発した装置をネットワーク上に設置し,そこに各端末が接続して利用する。4人で利用する場合に端末の画面を4分割して利用する機能や,話を始めた人の画像に自動的に切り替える機能を備える。端末は既存のビジュアルタイプのFOMA端末がそのまま利用できる。

 加入電話網,ISDN,そしてIPネットワークでは,それぞれH.324,H.320,H.323というマルチメディア通信用プロトコルに対応した多地点テレビ会議用制御装置「MCU」(multipoint control unit)が利用できる。今回のNTTドコモが開発したのは,H.324の第三世代携帯電話向け規格「3G-324M」に対応したシステムである。ただし,H.324などとの互換性はないため,サービスが出てきても当初はFOMA間だけで利用することになる。

(野沢 哲生=日経コミュニケーション)