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 AT&Tグローバル・サービスは3月14日,国際VPN(virtual private network)サービスを開始した。IP-VPN型の「エンハンスドVPNサービス・タイプI」と,インターネットVPN型の「エンハンスドVPNサービス・タイプII」の2種類がある。

 タイプIは,専用のIP網でサービスを提供する。欧米を中心に世界で60拠点以上のアクセス・ポイントを持つ。日本国内向けのIP-VPN「AT&TユニバーサルVPN」とも相互接続してある。IPパケットにラベルを付与して通信相手を特定するMPLS(multiprotocol label switching)技術を使ってセキュリティを確保する。

 もう一つのタイプIIは,インターネットを利用する。ユーザー企業の拠点ごとにIPsec(IP security protocol)対応のVPN装置を設置してセキュリティを確保する。エンハンスドVPNサービス・タイプIやAT&TユニバーサルVPNと相互接続することも可能。

 新サービスは,いずれもオプションとしてネットワーク機器の導入,設定,運用保守などのサービスを用意する。料金はタイプIで日米欧の3拠点を128kビット/秒で接続した場合,初期費用が5500ドル,月額が4500ドル程度。同じ帯域で,従来の国際専用線でトライアングル状に結んだネットワークに比べて「3割から4割程度は安くなる」(松原大助・グローバル・オペレーション本部長)。ただし,実際は利用地域などに応じて企業ごとの個別相談となる。