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 ネットワンシステムズは3月15日,米ネクシ・システムズが開発したセキュア・コンテンツ・サービス・スイッチ「Nexsi 8000」の販売を開始した。大規模なデータ・センターを持つ通信事業者などを中心に売り込む。セキュア・コンテンツ・サービス・スイッチは,「セキュリティ機能とレイヤー(L)4から7までのスイッチング機能を兼ね備えた次世代スイッチ」(ネットワン)である。

 Nexsi 8000の特徴は二つある。一つは多機能さ。同製品は,(1)ステートフル・インスペクション方式のファイアウォール,(2)VPN(仮想閉域網),(3)QoS(サービス品質)管理,(4)負荷分散--機能を標準で搭載するだけでなく,(5)Webスイッチング,(6)SSLアクセラレーション--機能を追加できる。また,同製品1台で,最大100個までの仮想スイッチを構築でき,100ユーザーそれぞれに(1)~(6)までの機能のポリシーを個別にカスタマイズできる。ただし,(5)と(6)の機能は,ソフトウエアのバージョンアップとライセンス購入により6月から対応する。

 もう一つは高速処理性能。独自に開発したアーキテクチャとマルチプロセッサにより,基本仕様でも2ギガビット/秒のスループットを確保する。高負荷がかかる暗号化方式「3DES」利用時でも,「1.992ギガビット/秒のスループットが出る」(ネットワンシステムズ)。別途プロセッシング・モジュールを追加することにより,最大8ギガビット/秒まで処理速度を拡張できる。

 オープン価格であるが,「最小構成で3280万円ぐらいになる」(ネットワン)見込みだ。

(宗像 誠之=日経コミュニケーション)