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 NTTドコモは3月25日,他通信事業者がNTTドコモのネットワークを使用する際の相互接続料金改定を総務省に届け出た。新料金は2001年度分で,2001年4月にさかのぼって適用する。

 新しい相互接続料金は,13.4~14.2%値下げになった。通話の場合,同一地域内で1秒当たり0.218円。NTTドコモ・グループの複数社をまたがるときは1秒当たり0.277円。3分換算でそれぞれ39.24円,49.86円になる。

 ただし,今回の相互接続料金改定は,最大の相互接続相手であるNTT東西地域会社の固定電話との通話には無関係。相互接続料金が適用されるのは,NTTドコモ以外の携帯電話,PHSからの電話を受ける場合や,国際電話との相互接続,他社のフリーダイヤルへかける場合など。固定と携帯間は歴史的事情で発着信とも携帯事業者が料金を決定しているため,携帯事業者の相互接続料金は適用されない。

 固定発ドコモ着の通話料金は3分60円~100円。一方原価は,今回の新料金に東西NTTの相互接続料金を加えて計算すると3分44円~56円。値下げ余力は大きいが,エンドユーザーが還元を受けるまでにはまだ時間がかかりそうだ。
(阿蘇 和人=日経コミュニケーション)