ケーブル・アンド・ワイヤレス IDC(C&W IDC)は,東京と横浜の一部に構築した同社のMAN(metropolitan area network)や,他事業者のアクセス回線を利用する都市間接続サービスを4月から開始する。イーサネットや専用線をアクセス回線として使い,東京-横浜間と同じ料金で東京-大阪,横浜-大阪間を接続できるようにする。

 C&W IDCは2001年12月,主にダーク・ファイバを利用して構築したMAN「Customer Access Network(CAN)」の運用を東京と横浜の一部で開始。同エリア内でイーサネットや専用線を利用した拠点間接続サービス,インターネット接続サービス,音声サービスを提供してきた。しかし,東京と横浜にあるCAN間を接続したり,CAN内からエリア外へ接続する場合の料金は「高止まり」(ケーブル・アンド。ワイヤレス IDCの今泉誠プロダクトマネジメント部長)していた。そのため,東京と横浜,大阪間の都市間中継網の料金を見直し同一料金とし,今回のサービスが実現した。

 東京CAN内のユーザーはアクセス回線に100Mビット/秒のイーサネットを利用できる。横浜,大阪の拠点では,それぞれNTT東日本の「メトロイーサ」,NTT西日本の「アーバンイーサ」をアクセス回線に使う。都市間の中継ネットワーク部分は2M~100Mビット/秒まで14品目を用意する。中継ネットワーク部分の料金は,10Mビット/秒が36万円,100Mビット/秒が171万円など。

 東京CAN内および横浜CAN内ではC&W IDCが提供する専用線をアクセス回線として使うこともできる。この場合,CAN外や大阪では他社の専用線をアクセス回線に使う。品目は,「T1(1.5Mビット/秒)」,「E1(2Mビット/秒)」,「DS3(45Mビット/秒)」,「STM1(155Mビット/秒)」--の4種類。月額料金は片側がCAN専用線の場合で中継ネットワークを含み,T1が35万円,E2が100万円,DS3が300万円,STM1が500万円。