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 NTT持ち株会社は4月19日,2002年~2004年度のNTTグループ3カ年経営計画を発表した。

 この中でNTTは,加入電話網への投資を原則停止することを正式に明らかにした。2001年度は1500億円だった回線交換機などへの投資を,2004年度には200億円にまで抑える。今後は加入電話網のIP化を推進し,その研究・構築に投資を回す。ただし,NTT東西地域会社のIP電話事業への参入に関する具体的な計画については言及しなかった。

 NTTグループのインターネット接続事業を統合することも正式発表した。現在NTTグループでは,NTTコミュニケーションズ,NTT-ME,ぷららネットワークス,NTTPCコミュニケーションズ,ドリームネット,ドコモAOLなどがインターネット接続サービスを提供中。これらを段階的に統合していくと見られる。

 このほか,コスト改善のためにNTTドコモのクイックキャストサービス(旧ポケベル・サービス)の事業見直しや,利用頻度の低い公衆電話の削減など,不採算サービスについては整理・統合していく考えを打ち出した。また,グループ内の約10万人を,子会社の設立や出向によって配置替えする計画も明らかにした。

(閑歳 孝子=日経コミュニケーション)