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 沖電気工業は4月22日,PBX(構内交換機)機能を備え,米マイクロソフトのソフトウエア・アーキテクチャ「Microsoft.NET」に対応したCTI(comuter telephony integration)サーバーの最新モデル「CTstage 4i for .NET」を発表した。7月1日から出荷する。

 CTstage 4i for .NETは,Windows 2000上で稼働するCTIミドルウエアとサーバーの一体型製品。同社はまず,中小企業や小規模コール・センター向けの「UnPBXモデル」を提供。続いて2002年秋をめどに,大企業や大規模コール・センター向けの「ソフトスイッチ・モデル」を追加する。

 現行のバージョン3.0と比べた主な強化点は,(1)IPの呼設定用プロトコル「SIP」(session initiation protocol)に対応,(2)「.NET Framework」に準拠したAPI(application programming interface)を採用,(3)サーバー1台当たりの収容回線数を増加――の3点。(1)のSIP対応によって,VoIP対応電話機やパソコンを内線端末として,IP-VPNなどのバックボーン・ネットワーク上で内線電話網を構築できるようになる。また(2)のAPI採用では,「Visual C#.NET」や「VisualBasic.NET」などの開発言語を使い,従来より容易にCTIアプリケーションを開発できるというメリットがある。

 (3)の収容回線数は,UnPBXモデルとソフトスイッチ・モデルで異なる。UnPBXモデルは外線側で最大92回線,内線側で最大96回線まで収容可能。従来のCTIサーバーと同様に音声処理ボードとミドルウエアが電話の交換処理をするが,収容回線数はバージョン3.0の最大48回線から倍増した。一方のソフトスイッチ・モデルはVoIP対応電話機の使用を前提に,単純なVoIP(voice over IP)パケットの振り分け処理だけを受け持つ。UnPBXモデルに比べて処理負荷が低いため,電話応対するオペレータが300人規模のコール・センターや,内線電話機が1000台規模の企業などに対応できる。