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 アズジェントは,米クロスビーム・システムズのブレード格納型セキュリティ装置「X40S」を7月より販売開始する。1台にロード・バランシング,ファイアウォール/VPN(仮想閉域網),IDS(侵入検知システム),アンチ・ウイルス・ゲートウエイなど,様々な機能を搭載できる。

 X40Sには最大14枚のブレードを格納できる。ブレードは,ネットワーク・インタフェースを持つNPM(ネットワーク・プロセッサ・モジュール),ロード・バランンシングや全体の管理を行うCPM(コントロール・プロセッサ・モジュール),ファイアウォールなどのアプリケーションを動かすAPM(アプリケーション・プロセッサ・モジュール)の3種類。それぞれ1枚を搭載した構成で1180万円を予定している。

 最大でNPMとCPMはそれぞれ2枚,APMは10枚まで設置可能。複数枚使って冗長構成にした場合,動作中にモジュールを抜き挿しできる。インタフェースや電源なども完全に多重化している。

 当初はアプリケーションとして,イスラエルのチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの「VPN-1/FireWall-1」を用意する。通常ならば,ブレード1枚に対して1ライセンスが必要となるが,9月に発売予定の「VPN-1/FireWall-1 VSX」では,X40S1台に対して1ライセンスのみで利用できる。今後,米エンテラシスのIDS「Dragon」などをサポートする予定だ。

 アズジェントは,以前からフィンランドのノキアのファイアウォール製品を販売している。アズジェントの杉本隆洋社長は「X40Sはノキアの従来製品に比べて,よりハイエンドな製品」と位置づけ,インターネット接続事業者やデータ・センターに向けて売り込む。

(山根 小雪=日経コミュニケーション)