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 九州通信ネットワークは7月11日,FTTH(fiber to the home)サービス「BBIQ」のユーザーを対象に,IP電話「BBIQフォン」の試験サービスを始めると発表した。試験期間は8月1日から12月20日まで。試験終了後,本サービスに移行する。

 試験の対象となるのは,BBIQフォンから一般公衆網への発信,およびBBIQフォン同士の発着信である。一般公衆網からの着信は,IP電話への番号割り当てを受け体制を整え次第,可能にする。

 BBIQフォン同士の通話は無料である。一般公衆網への発信は,8~23時で九州域内の場合が8円/180秒,九州域外の60キロメートルまでが7.5円/90秒,60キロメートル超が10円/60秒かかる。23時以降は,九州域内が8円/225秒,60キロメートルまでが7.5円/120秒,60キロメートル超が10円/90秒になる。

 モニターは,FTTHを使うために宅内に設置するメディア・コンバータと電話機をつなぎ,両者の間に「BBIQフォンターミナル」を設置する。月額基本料,および初期費用は無料である。ただし,本サービス移行後はBBIQフォンターミナルのレンタル料などが別途かかる。

 モニター数は先着順で450人まで。7月19日から電話(0120-86-3727)とメール(support@qtnet.ne.jp)で受け付ける。なお,BBIQのサービス・エリアは福岡県福岡市と北九州市。6月末現在の申し込み数は2640回線で,開通数は724回線である。