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 NTT-MEは7月17日,NTTドコモの第3世代携帯電話「FOMA」向けに映像を生中継で配信するサービス「何所でもライブASPサービス」を7月29日から始めると発表した。中小企業や個人を対象に,中継用専用カメラ(写真),アクセス回線,インターネット接続サービス,中継サーバーをパッケージ化して提供する。職場などからの自宅の安全の確認,遠隔教育,幼稚園の中継や工事現場の現場管理--などに応用できる。

 同サービスは,専用カメラで撮影した映像を,ADSL(asymmetric digital subscriber line)や光ファイバなどのブロードバンド回線とインターネット上の中継サーバーを経由して,FOMA端末にライブ配信する。パッケージに含まれるインターネット接続サービスは,固定のグローバルIPアドレスを使うタイプである。また,中継サーバーは,NTTドコモが5月に始めた専用線利用のFOMA向けライブ映像配信サービス「Vライブ」の設備を利用する。

 サービス提供形態は,(1)専用カメラから中継サーバーまでの完全パッケージ,(2)カメラをユーザーが用意し,エンコード・ソフトを搭載した専用パソコンから中継サーバーまでをNTT-MEが用意するサービス,(3)配信対象となるFOMA端末が100台を超える場合に,中継サーバーとパソコン向けエンコード・ソフトだけを提供するサービス--の3タイプ。

 料金は,(1)~(3)のタイプおよび映像を配信するFOMA端末の数によって変化する。FOMAが2台の場合は,(1)の完全パッケージ型で初期費用9万4300円,月額1万3950円,およびFOMAの電話代1分間52円。専用線を使うNTTドコモのVライブの約10分の1の料金である。同じケースで(2)の場合,初期費用は38万6300円,月額1万4650円,(3)でFOMA端末101台に配信するケースでは初期費用1万8000円,月額11万3200円。

(野沢 哲生=日経コミュニケーション)