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 デジタルファンデーション(DiFA),IST北海道(H-IX),北海道総合通信網(HOTnet)など,札幌に本拠を置く企業を中心とした5社は7月26日,国内初の広域版の10Gビット・イーサネット(10GbE)のフィールド実験を共同で開始した。札幌市内の3拠点を10GbEでリング状に結び,高品位デジタル・ビデオ画像を同時に30チャネル伝送する。

 共同実験は,ブロードバンド・インターネットの実証実験を実施するための「exa(エクサ)」プロジェクトの一環。JGN(Japan gigabit network:通信・放送機構の実験用高速バックボーン)からのコンテンツを中継するHOTnetの拠点,独自映像を配信するH-IXの拠点から動画を送信。DiFAとH-IXの拠点で受信してショールームで再生する。

 10GbE対応の機器は,exaプロジェクトに会員として参加したエクストリーム・ネットワークスの機器を使用する。実験は約1カ月。1チャネル約30Mビット/秒の非圧縮映像を送信しながら,障害発生時の自動復旧などサービスの安定性を検証することに主眼を置く。またショールームは一般にも開放する。
(阿蘇 和人=日経コミュニケーション)