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 セキュリティ機器の開発・販売を手がける米サーブゲートは8月26日,ファイアウォール(FW)専用装置の新製品を発表した。新たに市場投入するのは中小企業向けの「DragonFly(コードネーム)」。モジュールの追加により,きょう体を替えずに2段階の高速化ができる点などが特徴だ。今後正式な製品名を付け,9月中旬に出荷を始める予定。価格は「最小構成で800ドル程度」(米サーブゲートのブルース・ヘンドリックスCEO)になる。

 DragonFlyは,10M/100M自動認識ポートを三つ持つ。通常時の最大スループットと,暗号化方式に3DESを利用したVPN通信時のスループットは,それぞれ75Mビット/秒と20Mビット/秒。ASIC(特定用途向けIC)ではなく,汎用チップでパケットを高速処理する。これらの仕様を搭載する基本きょう体に,(1)アプリケーション・モジュールと(2)パフォーマンス・モジュールをソフトウエアのアップグレードで追加していくことで,多機能化と高速化に対応する。

 (1)は,アンチ・ウイルス,Webキャッシング,コンテンツ・フィルタリングなどのモジュールがある。必要な機能をユーザーが選び,追加する。(2)は,最大スループットを100Mビット/秒,VPN通信時のスループットを30Mビット/秒に高速化し,DMZ(非武装)セグメントの追加--などができる「Performance Module1」と,最大スループット150Mビット/秒,VPN通信時のスループットを40Mビット/秒まで高速化し,DMZのほか冗長化に必要なHA(High Availability)ポートを追加できる「同 Module2」の二つを用意する。