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 総務省は9月27日,IP電話の専用番号の申請受け付けを始めた。受け付け開始の初日は,フュージョン・コミュニケーションズやNTT-MEなど一種・二種事業者合わせて4社が申請した。

 総務省は順次申請内容の審査に入り,番号割り当て作業を始める。早ければ10月末にも番号の割り当てが始まりそうだ。

 総務省が申請の受け付けを開始したのは,「050」で始まる11けたのIP電話の専用番号。IP電話サービスを提供する事業者はこの番号をユーザーのIP電話に割り当てることで,従来は発信機能しか持たなかったIP電話への着信が可能になる。

 また,IP電話サービスを提供する事業者のIP網がNTT東西地域会社の電話網と相互接続すれば,IP電話サービスの利用者は東西NTTの加入電話から着信を受けられる。ただし,そのためには東西NTTの交換機のプログラムを改良する必要がある。さらに,IP電話事業者と東西NTTとの間で,交換機改造費用の負担方法やIP電話用の課金システム構築方法など,今後協議が必要な項目が多い。

 このため,050番号を使って加入電話からIP電話に着信可能になるのは,早くても2003年の夏ごろになりそうだ。

(蛯谷 敏=日経コミュニケーション)