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 クロスウェイブ コミュニケーションズ(CWC)は10月1日,広域イーサネット・サービスの「広域LANサービス」に新しい品目「タグスルー」を追加した。

 VLAN識別子(VLANタグ)が付いたイーサネット・フレームをCWC内部のネットワーク上で透過させる。ユーザーが自営のバーチャルLAN(VLAN)を構築できるようにする。

 このサービスを使うメリットは,ユーザーが広域LANサービスを使って自営VLANを構築する際に,複数のアクセス回線を使う必要がないこと。

 例えば,同じ拠点内部の営業部と経理部が,別の拠点内の営業部と経理部とでそれぞれ個別にVLANを設定する場合,これまでの広域LANサービスでは,営業部と経理部でアクセス回線を別々に設定する必要があった。

 対応する品目は,512k,1.5M,3M,6M,12M,25M,45Mビット/秒の七つ。料金は,広域LANサービスの通常品目と同じ。