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 理経は10月29日,無線LANアクセス・サービスでユーザーのアクセス先を制御するためのサーバー製品「HSG-25」(米ノマディクス製)を発売した。価格は36万5000円。

 HSG-25は無線LANアクセスの各エリアで,基地局とインターネット接続回線を仲介するゲートウエイ・サーバー。ユーザーがパソコンやPDA(携帯情報端末)からWebにアクセスする際,どのWebページを見ようとしていてもHSG-25があらかじめ設定した初期画面を自動表示させる機能を備える。

 例えば,Webアクセス時に必ず認証画面を表示させるよう設定しておけば,IDやパスワードを取得済みの正式ユーザーなら,その場で認証を済ませてインターネットへ接続できるようにする。一方,未登録のユーザーでも,ホテルや飲食店の店舗情報などローカルのコンテンツだけは閲覧可能にするというアクセス制御が可能になる。

 理経はHSG-25の発売に先行して,最大1000ユーザーが同時接続可能で課金機能を備えた上位機種の「USG-1000」を販売中。既にセンチュリーハイアット東京や帝国ホテルなど国内のホテル110カ所が導入している。今回発売したHSG-25は,飲食店舗などスペースが限られるエリアでも設置しやいよう小型化した。さらに最大同時接続数を25とするなど一部機能を簡略化して価格を下げた。

 現在,NTT-MEなどNTTグループ数社が無線LANアクセス・サービスでHSG-25を試験中。理経は同製品を主に通信事業者やシステム・インテグレータ向けに販売していく方針。初年度1000台,2億5000万円の売り上げを目指す。

(高槻 芳=日経コミュニケーション)