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 10月29日から北京で開催中の展示会「PT/EXPO COMM CHINA2002」(EXPO COMM)で,NTTドコモがW-CDMA方式の第3世代携帯電話「FOMA」の実機を多数展示している(写真上)。長所をアピールし,中国でのW-CDMAの採用を呼びかけるのが狙いだ。30日午後には,情報産業省のウー・ジーチュアン(Wu Jichuan)大臣がEXPO COMMを視察。ドコモのブースに訪れた大臣は,テレビ電話機能を持つPDA型のFOMA端末「SH2101V」に強い関心を示した(写真中)。

 NTTドコモは今回,最新のiモード端末「504i」シリーズやカメラ付き端末「251i」シリーズをはじめ,日本で提供中のFOMA端末を全機種展示。基地局を仮設して,実際にテレビ電話や動画ファイルのダウンロードなどを試せるようにしている。日本で未発表の製品は展示せず,携帯電話の多様な“使い方”を具体的に提案する内容となっている。

 NTTドコモは2000年6月,北京に現地事務所を開設。中国の情報産業省の通信政策や携帯電話市場の動向を調査したり,iモードなど携帯電話を使った新ビジネスやW-CDMAの魅力などを,政府機関や現地事業者などに訴えかけてきた。北京事務所の佐野昇所長は「W-CDMAをサポートする携帯電話事業者が決まれば,通話はもちろん,様々な非音声サービスの国際ローミングの実現を目指し,良好な協力関係を築きたい」考えだ(写真下)。