NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は2003年1月6日,同社の専用線サービス「ブロードバンドアクセス」に新たに10G(ギガ)ビット/秒の品目を追加する。
ブロードバンドアクセスは,ユーザー宅とNTTコムのビルの間を直結する専用線サービス。100BASE-TXなどのイーサネット・インタフェースで接続する「イーサネット型」と,1.5Mビット/秒~2.4Gビット/秒のATM(非同期転送モード)やSTM(同期転送モード)で接続する「IP型」がある。
今回,イーサネット型に10ギガ・イーサネットの品目を追加。具体的には,シングル・モード光ファイバ向けの仕様「10GBASE-LR」に対応する。
月額料金は,接続するイーサネットのポートごとにかかる「回線使用料」が15万円,ユーザー・ビルとNTTコムのビルを結ぶ回線速度「回線群使用料」が200万円。これまで提供してきた1Gビット/秒イーサネット品目の場合,それぞれ5万円,80万円だった。