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 KDDIは4月1日,IP-VPN(仮想閉域網)サービス「KDDI IP-VPN」に新メニューを追加すると発表した。追加するのは,NTT東西地域会社のIP-VPNサービス「フレッツ・オフィス」とKDDI IP-VPNとをゲートウエイ経由で接続するメニュー。サービス開始は4月7日。

 新メニューを利用すると,東西NTTの「Bフレッツ」や「フレッツ・ADSL」など,個人向けのブロードバンド回線をKDDI IP-VPNのアクセス回線に利用できる。これまで,KDDI IP-VPNでフレッツ回線を利用するには,セキュリティを確保する目的で,VPN装置を別途導入する必要があり,運用などの手間が余計にかかっていた。

 新メニューは東西NTTが3月に開始した県間通信対応の「フレッツ・オフィス ワイド」でも使える。さらにNTT東日本とNTT西日本のそれぞれでこの品目を使うと,東西間の通信も可能になる。

 料金は,フレッツ・オフィスの利用料に相当する「アクセス料金」と,KDDI IP-VPNに接続するための「ポート料金」で構成する。例えば,複数県に点在する拠点群を,10Mビット/秒の品目でKDDI IP-VPNに接続する場合,NTT東日本,NTT西日本それぞれの営業地域ごとにアクセス料金が月額31万1000円,ポート料金が同20万円かかる。

 同様のメニューは,日本テレコムのIP-VPNサービス「SOLTERIA」やクロスウェイブ コミュニケーションズのLAN間接続サービス「広域IPプラットフォームサービス」が提供中。NTTコミュニケーションズの「Arcstar IP-VPN」もフレッツ・オフィス直結のメニューを用意しているが,こちらは今のところワイドには対応していない。