NTT東西地域会社は6月5日,各種フレッツ・サービスの県間通信可能なエリアを,東日本・西日本それぞれの全域に拡大すると発表した。これにより,例えば北海道と東京のフレッツ・ユーザー同士がNTT東日本の網を介すだけで通信できるようになる。

 NTT東日本は2003年3月から東京含む1都3県で,NTT西日本は近畿2府4県でフレッツ・サービス県間通信を提供してきた。だが今後は,東日本・西日本をまたがない限り,全エリアで使えるようになる。申し込み開始は,NTT東日本が6月30日,西日本が6月17日から。申し込み開始後,順次提供を始める。

 「フレッツ・オフィス ワイドは,引き合いが多いがユーザーはまだ少ない。提供エリアが狭いのが理由」(NTT東日本)だと言う。県間通信の対象都道府県をエリア全域に拡大することで,企業ユーザー獲得に本腰を入れる。

 利用できるフレッツ・サービスは,東西NTTの「フレッツ・オフィス ワイド」,「フレッツ・グループアクセス」(西日本では「フレッツ・グループ」),NTT東日本の「フレッツ・コネクト」,「フレッツ・オンデマンド」,NTT西日本の「フレッツ・コミュニケーション」。

(山根 小雪=日経コミュニケーション)