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 NTTと日立製作所は11月20日,企業にあるコンピュータのストレージを統合するソリューション「ストレージセントリックネットワーク」を共同で開発したと発表した。2005年までの事業化を目標にする。

 新ソリューションの売りは,クライアントの管理が簡単になること。ユーザー拠点のパソコンは,内蔵ハード・ディスクの代わりにデータ・センターにあるディスク装置を使用する。ディスクの内容を集約するため,ファイルのバックアップなどを一括で行える。

 ユーザー拠点とデータ・センターは,IPネットワークで接続する。パソコンとデータ・センターのディスク装置はiSCSIという技術で通信する。iSCSIとは,SCSI(small computer systems interface)接続のディスク装置をIPネットワークを介してパソコンとつなげる技術。配線上はイーサネットでつながってるが,パソコンから見るとSCSIで接続したハード・ディスクに見える。

 クライアント・パソコンの電源を入れると,データ・センターのディスク装置からOSを読み込んで立ちあがる。アプリケーション・ソフトも,データ・センターのディスク装置にインストールされたものを利用する。クライアントの設定は,OSがLinuxならば起動ディスクの場所を指定するだけでいい。

(白井 良=日経コミュニケーション)