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写真 情報漏えい発覚後,初の会見に臨んだ孫社長

 2月24日に大量の顧客情報の漏えいが発覚して以来,公式の場に現れていなかったソフトバンクの孫正義社長が2月27日午後5時半から記者会見を開き,正式に謝罪した。

 記者会見の冒頭で,孫社長は「大変ご迷惑をおかけしたことを心からお詫びさせていただきたいと思います」と謝罪。併せてヨーロッパへの出張から26日に帰国したと釈明した。

 また,24日に始めたデータ照合作業が完了したことを明らかにした。湯浅容疑者が460万575件,木全容疑者が56万6506件のデータを保持していたが,顧客情報と一致したのは前者が444万7751,後者が55万6611。重複分を除くと451万7039人分の情報と一致した。内訳は現在の加入者が240万3617,加入手続き中が9834,無料体験キャンペーン申込者が147万3774,解約者が62万9814人。

 流出した個人情報は,申し込み住所,氏名,電話番号,申し込み時のメール・アドレス,Yahoo! BBのメール・アドレス(Yahoo! JapanのID),申し込み日。流出対象者かどうかは3月9日以降,http://bb.softbankbb.co.jp/listchkあるいは0120-956-827で確認できる。

 ソフトバンクはお詫びとしてYahoo! BBの全ユーザーと無料体験キャンペーン申込者,解約者に500円相当の金券を送付する。費用は全部で約40億円かかる。

 また,5月31日までの間,Yahoo! BBのメール・アドレスを無料で何回でも変えられるようにする。現状,初回は無料,2回目からは200円なのを,全部無料にする。変更前のメール・アドレス宛てのメールを30日間受け取るかどうか選択できる。

(松原 敦=日経コミュニケーション)