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 パワードコムとフュージョン・コミュニケーションズは2月27日,パワードコムの電話事業をフュージョンに統合することで合意に達したと発表した。事業統合後も,角田忠久社長が社長兼CEO(最高経営責任者)を務める。

 両社で合意に達した主な内容は以下の通り。(1)パワードコムの電話事業部門を切り出し、フュージョンに統合する,(2)電話事業の統合後にパワードコムがフュージョンの株式の過半数を保有して筆頭株主となる,(3)事業統合を7月1日までに目指す--などだ。

 統合に関する詳細な内容は,4月末までに最終合意を目指す。このほかの詳細な経営体制については引き続き協議している。

(島津 忠承=日経コミュニケーション)