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 ソフトバンクは3月9日,グループで展開するADSL(asymmetric digitalsubscriber line)サービス,Yahoo! BBのユーザー数を公表した。情報漏えいが発覚したの2月24日以降,初のユーザー数発表となる。また,ソフトバンクBBは元会員が自分の情報が漏えいしたかどうかを確認できるサイトを開設した。

 具体的には,2月末時点でのユーザー数は393.1万。2月中に11万4000増加した。一方,1月中の純増数は12万2000。2月は前月比で微減となった。もっとも2月は29日間しかなく,1日当たりの純増数は2月の3931に対して,1月が3935。つまり1日当たりの接続数はほぼ同数。

 情報漏えいはユーザーの獲得に影響ないように見える。ただし,今回公表したのは実際にADSL回線が開通したユーザー数だ。申し込み数ではない。ソフトバンクの情報漏えいが発覚したのは2月24日の午後。ソフトバンクBBは「申し込みから6営業日以内に開通」を掲げているが,25日以降に申し込んだユーザーのほとんどは開通が3月以降となっている可能性が高い。情報漏えいの影響度を見極めるには,もう1カ月かかりそうだ。

 また,ソフトバンクBBは3月9日,Yahoo! BBを解約した元会員が自分の情報が漏えいしたかどうかを確認できるWebサイト(http://bb.softbankbb.co.jp/information/listchk/)を開設した。現会員には,情報が漏えいしているかどうかの結果を伝えるメールを送信済み。しかし,2月27日以前に解約しているユーザーは,自分の情報が漏えいしているかどうかを確認する手段がなかった。

(市嶋 洋平,小野 亮=日経コミュニケーション)