PR

 電子情報技術産業協会(JEITA)は5月13日,2004年3月の移動電話機(携帯電話機とPHS端末)の国内出荷台数を発表した。携帯電話機(自動車電話機含む)は前年同月比99.6%の472万5000台と,3カ月連続の減少となった。ただし,単月の出荷台数としては昨年7月以来の高い数字である。前月(347万5000)に比べても,136%と大きく伸びた。 


 2003年度(2003年4月~2004年3月)の累計では,前年比115.7%の4984万3000台と2年連続のプラスとなった。これは2000年度の5041万6000台に次ぐ水準という。JEITAでは,カメラ付き携帯電話機の普及と第3世代機への移行が順調に進んでいるためと見ている。ちなみに電気通信事業者協会(TCA)がまとめた携帯電話加入者数では,2003年度の純増数が586万3000であることから,全出荷台数に占める買い替え台数の割合は88%程度にもなる。

 PHS端末は,3月単月が前年同月比19.1%の4万台と5カ月連続のマイナス。PHSはアステル・グループが4月に関西と北陸,5月には中部と相次いで新規申し込み受付を中止していることもあり,減少傾向はこのまま続きそうだ。ただし2003年度の累計でみると,前年比102.2%の117万2000台となった。JEITAではカード型データ通信端末が比較的好調だったためとしている。

(加藤 雅浩=日経コミュニケーション)

※ モバイル・ソリューションの実務情報サイト「ケータイ on Business」を開設しました。