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 NECは7月20日,従量課金のADSL(asymmetric digital subscriber line)サービスを開始したと発表した。インターネット接続サービスBIGLOBEの新メニューとして,「使った分だけADSL」を追加。ADSL事業者であるアッカ・ネットワークスの回線を利用して提供する。伝送速度はNTT局からユーザー宅への下りが最大640kビット/秒,上りが最大128kビット/秒。

 料金はアナログ・モデムを使ったダイヤルアップ接続と同様に,利用した時間で課金する。やりとりしたデータ量は関係ない。「インターネットをダイヤルアップ接続で利用しているユーザー層の取り込みを狙った」(BIGLOBEパーソナル事業部)。

 ユーザーが支払う料金は,利用時間に応じて大きく2つのパターンに分かれる。一つめのパターンは1カ月の利用が1時間以内の場合。ユーザーは基本料金とNTTの回線使用料を合わせて,月額1153円(NTT東日本エリアの場合,以下同)を支払う。

 二つめが1カ月の利用が1時間を越えた場合。ユーザーは1分ごとに10.5円を上乗せで支払っていく。例えば,累計の利用が3時間となった場合で合計2413円。ただし,1カ月の累計利用が6時間6分に達した時点で,従量課金から定額制に切り替わる。その場合は合計で月額4366円。ユーザーがこれ以上支払うことはない。

 なお,「使った分だけADSL」用のモデムは100円で販売する。既存のユーザーがメニューを変更するなどで戻してきた中古のモデムを整備して再度製品化し,価格を抑えた。1万台の限定で用意する。

(市嶋 洋平=日経コミュニケーション