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 NTTコミュニケーションズは8月2日,東京・丸の内仲通りと大名小路の路上で無線LAN・サービス「ホットスポット」の提供を開始すると発表した。「丸ビル」で知られる丸の内ビルや東京国際フォーラムの近辺では,屋外でも無線LANでインターネットにアクセスできるようになる(図)。屋外でのサービス提供は,同社が2003年10月に始めた秋葉原中央通に次いで2カ所目。提供開始は8月8日である。

 ホットスポットによるインターネット接続サービスを利用するユーザーならば,追加契約などなしで今回のサービスを利用できる。NTTコムが提供するサービスは,「CoDen OPENプラン」,「CoDen OPENプラン・ライト」,「OCNホットスポット」,「1DAY PASSPORT」。ほかにニフティやso-netなどのプロバイダもサービスを提供している。ただし接続できる無線LAN機器は,2.4GHz帯の電波を用いたIEEE 802.11b規格に対応したものに限られる。

 今回のサービスは,丸の内周辺に多くのビルを抱える三菱地所との協力で提供開始にこぎ着けた。三菱地所は2004年3月から,都市のITインフラを整備してアジアの他都市に対するビジネス拠点としての競争力を高める「e-ディベロップメント」という構想を進めている。今回のサービスもその一環だ。「エリアとしてユビキタス環境を整えて,就業者や来街者からの魅力を高めたかった。また,街単位でVoIP携帯電話のインフラを整備するという狙いもある」(三菱地所の大草透ソフト事業推進部副長)。

 一方のNTTコムの狙いは,アクセス数の増大にある。「先行していた秋葉原の屋外サービスでは,地域単位の総アクセス数が2倍になった。成果が見えたので,元々アクセス数の多かった丸の内地区で屋外サービスを展開したかった」(NTTコムの細井浩之ユビキタスサービス部企画グループ担当部長)。

 今回設置されるホットスポットでは,NTTコム,三菱地所,NECの3社が7月15日に開始した位置情報を使う情報配信実験サービス「パーソナライズ情報配信トライアル」も利用可能(関連記事)。利用しているアクセス・ポイントの周辺1km以内にある店舗情報を取得できる。


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