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 ソフトバンクBBとKDDIは10月にも,FTTH(fiber to the home)サービスに参入する。両社とも7月に標準化されたばかりの新技術を採用。NTT東西地域会社の光ファイバ設備を借りて,サービスを提供する。

 ただしソフトバンクの正式コメントでは,「FTTHについてはサービス提供に向けて実験などを進めている途中。だが,料金など将来的なサービス計画についてはまだコメントできない」(広報室)と明言を避けている。一方KDDIは,「集合住宅向けに続いて,一戸建て向けのFTTHサービスを計画中で東西NTTと接続の交渉をしている状況」(広報部)と参入を認めている。

 両社は東西NTTから借りた光ファイバに自社のFTTH設備を接続してサービスを提供する。採用するのは「GE-PON」(gigabit Ethernet-passive optical network)と呼ぶ新技術。最大1Gビット/秒の帯域を複数ユーザーで共用する。東西NTTから借りる光ファイバを複数ユーザーでシェアするため,提供コストを抑えられる。その半面,多くのユーザーを集めないとコスト高になるというリスクもある。

(中川 ヒロミ,山根 小雪=日経コミュニケーション