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 NTT地域会社が最大伝送速度1Gビット/秒のFTTH(fiber to the home)機器を利用したサービスを年内にも開始することが明らかとなった。NTT東日本幹部が本誌の取材に「1Gビット/秒のFTTH機器を採用したサービスを今年中には投入したい」と答えた。1Gビット/秒の機器を利用したFTTHサービスを検討しているソフトバンクやKDDI,ケイ・オプティコムをけん制する構えだ。

 同社が導入を予定しているのは,「GE-PON」(gigabit Ethernet-passive optical network)と呼ぶ新技術。最大1Gビット/秒の帯域を複数ユーザーで共用する。最大伝送速度が1Gビット/秒であることから,一般に「Gポン」と呼ばれている。ソフトバンクやKDDIなども同じ方式を採用する模様。

 ユーザーへのサービスとしては,最大100Mビット/秒のメニューとなる公算。ただし,1Gビット/秒を最大32ユーザーで共有するので,1ユーザー最低30Mビット/秒の帯域を保証したり,特定のユーザーに100Mビット/秒の帯域を保証するサービスを提供できる。

 既に東西NTTは,インターネット接続事業者に新サービスの説明を終えた模様。その一方で,現在最大100Mビット/秒のFTTHサービスで利用している機器の発注をすでに停止している。Gポンの機器のコストが予想よりも安価になっているからだ。今後はすべて1Gビット/秒のFTTH機器でサービスを提供する見通しだ。

(市嶋 洋平,山根 小雪=日経コミュニケーション