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 米クアルコムは10月7日,W-CDMAの普及に向けてNTTドコモと協力していくと発表した。

 具体的には,同社のW-CDMA/GSM/GPRS対応チップセット「MSM6250」を搭載した端末が,FOMAのネットワーク上で相互接続できるかどうかを検証する。既に6月から準備作業を進めており,2004年末には検証が完了する予定という。「クアルコム製チップセットを搭載した海外事業者の端末が,日本国内のFOMAネットワークにローミングできるようにするのが目的」(クアルコムジャパン)。

 また,MSM6250チップセットを搭載し,BREWに対応したFOMA端末を開発すべく,端末メーカーと協議していることも明らかにした。端末の開発は2005年後半を目指す。BREWは携帯電話向けアプリケーション開発プラットフォームで,現在はau(KDDIと沖縄セルラー電話)端末に対応機種がある。

 米クアルコムは,CDMA2000端末向けチップ開発の最大手。2002年からはW-CDMA方式のチップセットの出荷も開始している。日本国内ではCDMA2000方式を採用しているauとの関係が深く,au向けの携帯電話機の大半がクアルコム製チップを採用している。一方NTTドコモは,これまでチップ・メーカーと協力して自前に近い形でチップセットの機能を開発していた。